公共哲学スタジオ/Public Philosophy Studio

「哲学を、実装へ。──組織と社会をつなぐ思考のアトリエ」
理念と戦略のあいだにある“思考の断層”を埋め、合意形成をデザインするアトリエ&ラボ。

1. 公共哲学スタジオ/Public Philosophy Studioとは

公共哲学スタジオは、七夕研究所のバリューを実践するためのクリエイティブ・ユニットです。みなさまに、経営者/次世代リーダーの「視座」の拡張をご案内します。
具体的には、企業・行政・NPO など多様なステークホルダーが抱える「価値の衝突」や「複雑な意思決定」に対し、哲学的フレームワークと社会科学的リサーチを統合しながら、以下の 3 つの機能を提供します。
  1. Mirror : 現状を映し出す概念レンズ(哲学的リフレクション)
  1. Compass : 価値の座標軸を定める討議設計(熟議ファシリテーション)
  1. Prototype: 実装可能な制度・戦略を形にするラボ(社会実装プロトタイピング)
 

2. なぜ今、公共哲学なのか

  • 不確実性の時代 : 環境変動・AI・地政学的リスクが絡み合い、旧来型の業界知だけでは指針を描けない。
  • レジリエンス経営への転換 : サステナビリティとガバナンスが無視できない経営要件になった。
  • 多元的な利害調整 : 社会的インパクトを見据えたビジネスには、公共的視点を内在化した意思決定プロセスが必須。
公共哲学スタジオは、こうした課題に対して“哲学的思考+科学的検証+戦略的実装”をワンストップで支援します。

3. サービスメニュー

カテゴリプログラム概要
Training Routine日常の思想哲学トレーニング経営層、社員やステークホルダーを対象にした講義&議論&対話セッション
Executive Dialogue価値観ボードミーティング経営層が抱く暗黙の世界観を可視化し、共有言語を編成する 3 セッション制対話プログラム
Scenario Design社会シナリオブートキャンプ潜在的な社会・技術トレンドを探索し、複数シナリオを構築する 2day ブートキャンプ

4. 導入プロセス

  1. Inception Call(無料)
      • ご相談内容・期待成果をヒアリングし、適切なプログラムを設計
  1. Scoping Sprint(2〜4 週間)
      • 課題定義ワークショップ+初期リサーチ
  1. Studio Engagement(1〜6 ヶ月)
      • 上記メニューからカスタム構成。並走型コンサルティング/ワークショップ/ラボ活動
  1. Outcome Review & Handoff
      • 成果物共有、学習資産の社内インストール、次フェーズ提案

5. 期待できる成果

  • 経営層・現場・社会をつなぐ共通言語の獲得
  • 複合的リスクを見据えた中長期戦略ロードマップ
  • 自己訂正性を備えた制度・ガバナンス・ポリシーのプロトタイプ
  • 社員の哲学的リテラシー向上と主体的な議論文化の醸成

6. 料金モデル(目安)

  • Scoping Sprint : 15 万円〜
  • Studio Engagement : 月額 30 万円〜(期間・人数・成果物に応じてお見積もり)
  • 講演/研修のみ : 1 回 30 万円〜
※ 学術・公共団体向けに特別プランあり。ご予算に応じて柔軟に設計します。

7. FAQ

Q. 哲学とビジネスをどう結びつけるのですか?
分析哲学の概念精査と社会科学の実証をかけ合わせ、戦略的意思決定に必要な「問いの設計」を行います。
Q. 社員が哲学アレルギーかもしれません。
エンターテインメント要素を含むワークショップ設計で、専門用語を極力排除しながら思考を深めます。
Q. リモート対応は可能ですか?
はい。弊社はフルリモートで日常的に議論をしており、そのような環境での議論を弊社は得意としています。ですが、顔を合わせて行う議論の価値も当然軽く見るものではありません。お客様のニーズと価値を最大化するために、弊社からオンサイト、もしくはハイブリッドの企画をご提案することがございます。