組織変容R&Dパートナーシップ

「変革を “プロジェクト” で終わらせない。──研究開発としてドライブする次世代組織づくり」
七夕研究所が提供する長期伴走型の共同研究・実証プログラム。経営課題を実験し、成果を社会実装へつなぐ “オープン・ラボ” を組織内に設置します。

1. サービス概要

組織変容 R&D パートナーシップ(Transformation R&D Partnership)は、貴社の組織開発(OD)・人材開発(HRD)・制度設計を “研究開発” として捉え直し、実証サイクルを回しながら持続的にアップデートする共同プロジェクトです。
  • Joint Lab : 貴社×七夕研のクロスファンクショナル・チームを設置
  • Action Research : 設計→試行→計測→改善のループを高速回転
  • Knowledge Transfer : 社員が主体的に再現できるまでノウハウ移植

2. なぜ R&D 型の組織変容なのか

従来型 OD組織変容 R&D パートナーシップ
研修・コンサルが点在エンドツーエンドの実証プロジェクト
外部ベンダ依存社内に研究・実装機能を移植
ROI が曖昧KPI/KGI を仮説検証で可視化
ビジネスモデルが激変する現代、制度も文化も“完成”は存在しません。研究開発マインドセットを持つことで、変化を継続的価値創出のチャンスへ転換できます。

3. エンゲージメントモデル

  1. Discovery Sprint(4 週間)
      • 現状診断・課題仮説設定・リサーチ設計
  1. Joint Lab Kick‑off(1 ヶ月)
      • ガバナンス策定・データ基盤準備・OKR 定義
  1. R&D Cycle(6〜18 ヶ月)
      • 並行して複数テーマを実験(例:ジョブ型雇用制度、スキルベース評価、メタバース OJT など)
  1. Scale‑out & Handoff
      • 成果検証、社内標準化、外部発信サポート

4. プログラムメニュー(例)

カテゴリテーマアウトプット例
People Analyticsエンゲージメント×生産性解析ダッシュボード+改善施策プロトタイプ
制度プロトタイピングフレックスタイム×成果報酬モデル試行ポリシー & 運用ガイド
学習設計社内カリキュラム開発モジュール化された教材 & LXP 連携
メタバース研修VR OnboardingVR ワールド & 行動ログレポート
カルチャーラボTalk‑Driven Culture対話型評価指標 & ファシリテータ育成

5. 共同研究フレームワーク

  • Co‑ownership : 研究目的・知財・データを明確に共有管理
  • Ethical Committee : 倫理審査とプライバシー保護を並走
  • LLM 活用支援 : 社内議事録・定性データを高速分析
  • Publication Pipeline : 学会発表・ホワイトペーパー・特許出願まで伴走

6. 期待できる成果

  • 定量/定性データに基づく組織変容ロードマップ
  • ベータ版制度・ツールの社内実装と評価指標
  • 研究成果を活用したブランディング(対外発表・採用強化)
  • 変化を自走する“社内探究人材”の育成

7. 料金モデル(目安)

  • Discovery Sprint : 40 万円
  • Joint Lab キックオフ : 100 万円
  • R&D Cycle : 月額 120 万円〜
    • 共同研究契約(JDA)または業務委託契約(SOW)にて締結
  • 追加リソース(データサイエンティスト/ファシリテータ) : 1 名あたり月 100 万円〜

8. よくある質問

Q. 机上の “研究ごっこ” にならないか?
OKR と ROI 指標を初期合意し、実務部門との PoC を並行させます。
Q. 守秘義務や知財の取り扱いは?
PII 匿名化と成果共有範囲を契約で明示。共同特許も可能です。
Q. どの規模の会社向け?
社員 100 名〜5,000 名程度の中規模以上を想定。スタートアップ向けライトプランもございます。