行動規範
前文
当社は、AIによる科学および技術の発展、人材の育成、組織の健全性向上を目的に、調査研究、AI for Science、組織開発、受託開発などの事業を営む。これらの事業は社会的信頼の上に成立しており、そのためには研究および研究費の運営・管理における誠実性と透明性が不可欠である。
当社の構成員は、研究費の不正使用や研究活動における不正行為が、当社のみならず科学・技術全体の信用を大きく傷つけることを認識し、不正を「起こさない・起こさせない」組織風土の形成に主体的に貢献する。
第1条 誠実性
- 構成員は、研究および業務の遂行において、自己の良心と専門的判断に基づき、誠実に行動する。
- 構成員は、研究費および業務に係る取引において、私的利益を図らず、公正に行動する。
第2条 法令・規則の遵守
- 構成員は、関係法令、配分機関のルール、当社の規程等を遵守する。
- 構成員は、競争的研究費等の運営・管理に関わる場合、当社「公的研究費の管理・運営規程」を遵守する。
第3条 不正行為の禁止
- 構成員は、競争的研究費等の他の用途への使用、交付決定の内容や付された条件に違反した使用その他不正使用を行わない。
- 構成員は、研究活動において、捏造、改ざん、盗用その他研究不正行為を行わない。
- 構成員は、二重投稿、不適切なオーサーシップその他研究活動における不適切な行為を行わない。
第4条 透明性と説明責任
- 構成員は、研究費の使途、研究データ、研究成果について、説明責任を果たす。
- 構成員は、内部監査、外部監査、調査等において、誠実に協力する。
- 構成員は、自らの過去の不正について、自己申告することを妨げられない。
第5条 研究データの適切な管理
- 構成員は、当社「研究データ保存・開示規程」に従い、研究データを適切に保存・管理する。
- 構成員は、必要に応じて研究データを開示する義務を理解し、これに応じる。
第6条 ハラスメント・差別の禁止
- 構成員は、職場におけるあらゆるハラスメント、差別を行わない。
- 構成員は、研究上の指導関係、雇用関係を背景とした優越的地位の濫用を行わない。
第7条 不正の通報
- 構成員は、不正の疑いを認識した場合、当社の告発窓口またはその他適切な経路を通じて通報する。
- 構成員は、業者等から不正な行為の依頼等があった場合には、速やかに通報する。
- 当社は、通報者に対して、不利益な取扱いを一切行わない。
第8条 啓発活動への参加
- 構成員は、当社が実施するコンプライアンス教育、研究倫理教育、啓発活動に積極的に参加する。
- 構成員は、これらを通じて、自らの責任と倫理について継続的に学ぶ。
改廃
本規範の改廃は、最高管理責任者が経営会議の議を経て行う。
施行
本規範は、2026年5月12日から施行する。