当社の中尾・松井が戦略研究学会第24回大会にて研究発表を行います――「ハイブリッド戦時代のソフトパワー運用に関する考察」

株式会社七夕研究所(本社:神奈川県小田原市、代表取締役:北島哲郎、以下「七夕研究所」)は、当社の中尾優奈(最高研究責任者/CRO)および松井勇起(最高知識責任者/CKO)が、戦略研究学会第24回大会(2026年4月19日・明治大学 駿河台キャンパス)にて研究発表を行うことをお知らせします。

発表概要

項目内容
発表題目ハイブリッド戦時代のソフトパワー運用に関する考察――コンテンツへの没入性による文化的テラフォーミングと信頼社会化による機能的無力化
発表者中尾優奈(一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程/七夕研究所 CRO)、松井勇起(和光大学非常勤講師/七夕研究所 CKO)
日時2026年4月19日(日)15:05〜15:40
会場明治大学 駿河台キャンパス・アカデミーコモン9階 第3会場【309C教室】
司会鎌江一平(明治大学)

大会について

戦略研究学会第24回大会は、「パワーポリティクスの復権」 を共通テーマに開催されます。基調講演には泉川泰博氏(青山学院大学教授)が登壇し、「新たな大国間競争と国際政治学―パワーポリティクスをどう捉えるか」と題して講演を行います。
大会の詳細・参加申込については、戦略研究学会の公式案内をご確認ください。
  • 大会日時:2026年4月19日(日)13:00〜17:00
  • 会場:明治大学 駿河台キャンパス・アカデミーコモン9階
  • 参加申込締切:4月4日(土)午後3時

発表の背景

本発表は、ウクライナ戦争以降に大きく転回したソフトパワー論を起点に、ハイブリッド戦時代における新たなソフトパワー運用の枠組みを提示するものです。
ウクライナ戦争では、ゼレンスキー大統領やウクライナ市民のSNS発信がハードパワー(軍事・経済支援)へ転化しうることが実証されました。一方で、総動員をめぐるジェンダー構造が社会分断を招き、中長期的には社会契約の破綻リスクをはらんでいます。この問題構造は、宇露双方に共通しており、政治体制の差によらない普遍的な課題です。
本発表では、こうした「分断を伴うソフトパワー」の限界を乗り越える手法として、ソーシャルゲームの没入性を活用した「文化的テラフォーミング」と、それによる「信頼社会化」を通じた機能的無力化を論じます。具体的には、miHoYo社「原神」の事例を取り上げ、ゲーム内世界が提示する高信頼社会モデルが、プレイヤーの認知に与える影響とその戦略的含意を考察します。
さらに、皮膚科学における免疫抑制剤(プロトピック)の選択的作用機序をアナロジーとして用い、信頼社会化によるソフトパワー運用が、対象社会の状態に応じて選択的に作用しうるという仮説を提示します。

会社概要

項目内容
会社名株式会社七夕研究所(Tanabata Institute Inc.)
所在地神奈川県小田原市
設立2023年7月7日
代表取締役北島 哲郎
事業内容社会調査・制度設計・R&D支援・組織変容コンサルティング
公式サイトhttps://www.tanabata-inst.com/

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