小規模ミュージアムの「止まるDX」を解消する。七夕研究所 × Culture+commons’ が月額5万円からの「小規模ミュージアムDX伴走支援」 — プロジェクト名「小さいとこDX」を開始 —
株式会社七夕研究所(本社:神奈川県、代表取締役:北島哲郎)と、Culture+commons’(代表:青栁明佳)は、運営・発信の人手不足に課題を抱える小規模ミュージアムを対象としたDX伴走支援サービス「小さいとこDX」を共同で開始します。
本サービスは、人手不足・判断不安・継承困難といった小規模ミュージアム特有の課題に対し、「Webサイトを作る」、「デジタル化を促進する」ことではなく「更新・判断・運用が回り続ける状態をつくる」、「資料保存の過程を保存する」ことに焦点を当てた支援を行うものです。
背景|なぜ小規模ミュージアムのDXは“止まる”のか
全国には、学芸員がわずかしかいない、あるいは館長が単独で(館長ひとりで)運営している小規模ミュージアムが数多く存在します。
そのような館では、以下のような課題が共通して見られます。
- WebサイトやSNSを作ったものの、更新が止まってしまう
- 著作権・個人情報・公開可否の判断が怖く、情報発信に踏み切れない
- 担当者が変わると、運用が引き継げずゼロに戻る
- 外注制作は高額・一過性で、日常運用にはフィットしない
結果として、「DXに取り組みたい意思はあるが、続かない」という状態が慢性化しています。
本サービスの背景や、なぜ「制作」ではなく「運用伴走」に焦点を当てたのかについては、七夕研究所のオウンドメディア(note)にて詳しく紹介しています。
七夕研究所 × Culture+commons’ が考える、小規模ミュージアムDX
「小さいとこDX」サービス概要|「作らないDX」「回すDX」
今回提供する小規模ミュージアムDX伴走支援「小さいとこDX」は、制作物の納品ではなく、運用の定着をゴールに据えたサービスです。
主な特徴
- 月額5万円(目安)から開始できる伴走型支援
- Notionを編集UIとした、更新しやすい情報基盤
- 公開判断(権利・個人情報)を支えるチェックリストと運用フロー
- 定例・非同期相談を通じた継続的な意思決定支援
- 初期90日間で「自走できる型」を作るオンボーディング設計
※ 本サービスは「来館者増加」や「寄付増加」を直接保証するものではありません。
まずは情報発信が止まらない運用基盤を整え、その効果を検証していきます。
※ 90日後に支援が終了することを意味するものではありません。
本サービスの概要や支援内容については、以下のページをご覧ください。
両社の役割|思想と現場知の融合
株式会社七夕研究所
文系領域の研究と社会実装を柱とし、社会観測・社会設計を専門とする研究開発型組織。
「制度」「運用」「意思決定」の観点から、DXが現場に定着しない構造そのものを設計し直すことを強みとしています。本事業では、DX全体設計・IT基盤設計を担当します。
Culture+commons’
ミュージアム・文化資源・アーカイブ領域において、現場に根ざした実践と知見を有する組織。
学芸員・文化実務者の視点から、小規模館が実際に困るポイントを言語化し、現実的に回る支援設計を担います。
両者が協働することで、「理想論でも、制作会社的でもない」小規模ミュージアムに本当に適合したDX支援を実現します。
今後の展開
本サービスは、まず民営・小規模ミュージアムを中心に提供を開始します。
初期導入館での検証結果を踏まえながら内容を改善していく予定です。
「小さいとこDX」お問い合わせ・ご相談
サービスに関するご相談・取材のお問い合わせは、以下のフォームより受け付けています。
会社概要
株式会社七夕研究所
所在地:神奈川県小田原市
事業内容:社会設計・DX伴走支援・研究開発
URL:https://www.tanabata-inst.com/
Culture+commons’
事業内容:文化資源・ミュージアム支援