七夕研の社会調査 / Tanabata Social Research

その意思決定、「みんなの総意」だと自信を持って言えますか?
七夕研究所の社会調査は、
“声の大きさ”や“場の空気”ではなく、
社会の深層構造そのものを可視化することを目的としています。
私たちは、勘や印象に頼らない合意形成を支えるために、
社会調査を 「制度設計のための観測技術」 として位置づけています。

🎯 私たちの社会調査の目的

社会調査とは、単に「意見を集める」ことではありません。
それは 社会の構造・価値観・信頼の流れを観測する科学的営み です。
  • 政策や制度を設計する前に、社会の実態を測る
  • 組織が「声の大きい少数派」に引きずられないためのバランスを取る
  • 市民・行政・企業が共通の前提を共有するための“社会の鏡”を作る
この観測こそが、健全な意思決定の第一歩だと私たちは考えています。

🔍 私たちのアプローチ

七夕研究所では、社会調査を以下の3段階で実施します。
  1. テーマ設計
    1. 社会問題や制度課題を“問い”として再構成します。
      哲学・心理学・社会学・政治学の知見を組み合わせ、
      「本当に問うべきことは何か」を定義します。
  1. 観測と分析
    1. クラウドアンケートツールを活用し、全国規模の調査からニッチ層の探索まで柔軟に設計。
      AIを用いた定性・定量分析を組み合わせ、社会の“語り”と“構造”を同時に読み解きます。
  1. 制度へのフィードバック
    1. 得られた知見を「制度設計R&D」プロジェクトに還流し、
      組織・行政・市民活動の現場で実装・検証を行います。
      私たちにとって調査は、研究であり、介入の入口でもあります。

📊 これまでの実績

  • NAFCA(一般社団法人 日本アニメフィルム文化協会)
    • 「第1回 アニメ業界の働き方に関するアンケート」
      テーマ設定から分析までを伴走支援。
  • STOP! インボイス(インボイス制度を考えるフリーランスの会)
    • 「インボイス制度におけるフリーランス等の実態調査」分析協力。
      7000件規模の大規模データを解析し、制度の影響を可視化。
  • 独自調査・クラファン連動調査
    • クラウドファンディングを通じて、
      市民の関心構造と支援構造を同時に観測する新手法を展開中。

🧠 七夕研の調査思想

空気は観測できる。
観測できるなら、それは再設計できる。
七夕研究所の初代CRO・CKOは、
「空気の操作主体に対する社会科学的考察」で戦略研究学会の研究奨励賞を受賞しました。
私たちは、空気=世論を“操作”するのではなく、
データで可視化し、再構築する ために社会調査を行います。

🌍 七夕研の社会調査が提供するもの

フェーズ提供内容対応例
企画設計調査テーマ・質問設計社会課題・組織課題の再定義
実施支援Freeasy・SNS・クラファン調査設計全国・地域・特定層
分析報告定性・定量・AI分析グラフ・レポート・要約
社会実装制度・組織・政策提言への転用経営層・行政・研究者連携

🔄 循環する社会調査

🧠 観測(CI²事業部)  ↓ データ分析・社会調査 🎨 デザイン(社会デザイン事業部)  ↓ 制度・組織の再設計 🔧 実装(社会・現場への適用)  ↓ 効果測定・再検証 🔁 再観測(CI²事業部へ還流)
 
七夕研の社会調査は、この「観測と介入のループ」の起点であり、
社会をより良くするための再現可能な観測技術です。

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行政・企業・研究者・NPO・学生など、どなたでもご相談いただけます。
問いを共に立て、社会を共に観測しましょう。